お酒を飲んだ後の頭痛薬は危険!飲酒後による頭痛薬の注意点




※このページは、2018年7月9日に更新されました。

考える人

『お酒を飲んだ後の頭痛薬で吐き気がしたって事は危険なのかな。。。飲酒後の頭痛薬は何時間後に服用すれば良いのかな、、、逆に頭痛薬を飲んでお酒を飲むのは大丈夫?お酒を飲んだ後の安全な頭痛薬の服用方法が知りたいな』

このような疑問を解決していきたいと思います。

飲酒後の頭痛薬が危険な3つの理由

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お酒を飲んだ後の頭痛薬は危険が理由が3つあります。

① 頭痛薬を飲んでも効果がない

② 頭痛、嘔吐、吐き気など肝臓の機能を障害

③ 身体(肝臓)に負担をかける

では、みていきましょう。

① 頭痛薬を飲んでも効果がない

多くの頭痛薬はアルコールの分解を阻害することが多いため、毒素が肝臓でなかなか分解されず、頭痛薬をのんでも効果がない、といった状態となるため服用に意味がない場合があります。

② 頭痛、嘔吐、吐き気など肝臓の機能を障害

頭痛薬の成分であるアセトアミノフェンはアルコールとの相性が非常に悪く、一緒に飲んでしまうと頭痛、嘔吐、吐き気などがひどく表れてしまったり、肝臓の機能を障害してしまうため、非常に危険です。

③ 身体(肝臓)に負担をかける

頭痛薬もまた肝臓で分解されるので、服用することにより肝臓に負担をかけることになり、アルコールの分解を遅らせてしまい、身体(肝臓)に負担をかけるだけ、ということになってしまいます。

お酒を飲んだ後に頭痛が発生する理由

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お酒を飲んだ後に頭痛が発生する理由は、下記の3点です。

① お酒(アルコール)が身体に取り込まれると、毒素とみなされ肝臓で分解され始め、この毒素を体の外に出そうとして血管が広がり、頭痛が起こる。

② ①の【肝臓で分解する】、という作業がうまく進まないと、身体の中にアセトアルデヒドというお酒の中の成分(毒素)が残ってしまい、二日酔い(頭痛)の原因になる。

③アルコールには利尿作用もありますので、飲んだ後水分が身体の外に出されやすくなり、身体は脱水状態になりやすい。

上記の流れから、身体の中では脳の中の水分を使い脱水を補おうとするので、結果的に頭痛を引き起こす原因となります。

アルコールが処理される流れからみてもお酒を飲んだ後の頭痛薬は控えるべき理由は、頭痛薬を飲む事で頭痛になる恐れ、または頭痛が悪化する可能性があるからです。

頭痛薬を飲んで頭痛になるなんて、元も子もないですよね。。。

頭痛薬を飲んだ何時間後にお酒が飲めるのか?

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頭痛薬を飲んだら最低でも6時間後にお酒を飲むようにしましょう。

理由は、頭痛薬が分解され効き目が続く時間は、その頭痛薬に異なりますが概ね6時間後に頭痛薬の効果が薄れるからです。

頭痛薬を服用した6時間以内に飲酒する場合の注意

頭痛薬もお酒(アルコール)も身体にとっては毒素とみなされ肝臓で分解されますので、頭痛薬の分解で頑張っている肝臓にお酒を飲むことはさらに負担をかけることになります。

頭痛薬によってはアルコールとの相性が非常に悪いため肝臓へのダメージが大きく、お薬の分解がうまく進まないためお薬が効きすぎてしまい胃が荒れ、吐き気、嘔吐といった症状がひどく表れてしまう場合があり大変危険です。

お薬もお酒(アルコール)と同じように、肝臓で分解されますので、アセトアルデヒドの分解が後回しになってしまうと残っているアセトアルデヒドで頭痛がひどくなってしまうこともあります。

飲酒何時間後に頭痛薬が飲めるのか?

お酒を飲んで吐く事を習慣にすると

お酒を飲んだ後は約3~4時間後を目安に頭痛薬を服用するようにしましょう。

理由は、一般的にビール中ビン1本(500ml)約3~4時間、日本酒1合または缶ビール350ml約2~3時間が完全にアルコールが分解されるのに必要な時間だからです。

*アルコールが体内で分解されるスピードは個人差があり、体型やアルコール度数などの要因によって変わってきます。

上記から、身体の安全を考えお酒を飲んだ後の頭痛薬の服用は、お酒を飲み終わってから3時間を目安にしましょう。

『安全に服用したい』ということであれば、アルコールが十分に分解され、肝臓を休める時間も考え6時間以上経ってから服用するのが良いとされています。

お酒を飲んだ後の頭痛薬を安全に服用する時間の例外

お酒を飲んだ後の頭痛薬を安全に服用する時間の例外は、【二日酔いの場合】です。

理由は、二日酔い状態ではアルコールの分解がうまくいっていないからです。

通常であれば完全に分解されているはずのアルコールが分解されず残ってしまっている状態のため、肝臓の機能が弱りアルコールを分解するスピードが遅くなってしまっているということなので、お薬の服用にはむしろより多くの時間を空ける必要があります。

その為、二日酔いの症状を自覚したら12時間以上経ってからお薬を服用することをお勧めします。

お酒を飲んだ後の頭痛薬は危険!飲酒後による頭痛薬の注意点のまとめ

お酒を飲んだ後の頭痛薬は大丈夫?お酒を飲む前の頭痛薬は?

お酒と頭痛薬を誤った時間で服用してしまうと肝臓に多大な負担をかけ、お酒の分解がうまく進まず二日酔いになったり頭痛が強くなったり、頭痛薬が効きすぎ胃が荒れて吐き気や嘔吐が出現したり、場合によっては意識を失うなど大変危険です。

頭痛薬を飲んだ後は、約6時間あけて(お薬により効果がなくなる時間は異なります)お酒を飲む。

お酒を飲んだ後は、約3〜4時間あけて【お酒(アルコール)が分解される時間】から頭痛薬を飲む。

上記2点を行うようにしましょう。

またお酒を飲んで頭痛がする場合は、アルコール体質が低い、お酒に弱い可能性があります。

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