※このページは、2018年7月12日に更新されました。

『飲酒運転のアルコールチェッカーやアルコール呼気検査の基準値が知りたいな。アルコールチェッカーやアルコール呼気検査で酒気帯びと酒酔い運転になる数値が知りたい。自分で呼気中アルコール濃度を計測する方法が知りたい。』
このような疑問を解決していきたいと思います。
本記事の内容
①飲酒運転となるアルコールチェッカーのアルコール基準値
②飲酒後に自分で呼気中アルコール濃度を計測する方法
③自転車の飲酒運転中にアルコールチェッカーの基準値を超えた際の罰則
このページでは、飲酒運転になるアルコールチェッカーのアルコール基準値について解説したいと思います。
*この記事は、約2分で読めます。
目次
飲酒運転となるアルコールチェッカーのアルコール基準値
飲酒運転扱いになるアルコールチェッカーのアルコール基準値は、0.15 mg/L以上です。
逆に、呼気中アルコール濃度が0.15 mg/L以下の場合は、飲酒運転になりません。
どれだけアルコールを飲んでも呼気中アルコール濃度が0.15 mg/L以下の数値であれば、飲酒検問で捕まる事はありえません。
しかし、正常な判断が出来ない状態と認定されれば、アルコール濃度が0.15 mg/L以下である場合でも、酒酔い運転という飲酒運転の中で最も重い罪になります。
飲酒検問は拒否をすると非常に厄介な問題点があります。
アルコールチェッカーのアルコール基準値を超えると飲酒運転扱いになる
飲酒運転のアルコール基準値は、アルコール検知器によって計測されます。
アルコールチェッカーのアルコール基準値である、呼気中アルコール濃度が0.15 mg/Lを超えてしまうと、酒気帯び運転の基準値になるので罰金、罰則があります。
違反行為 | 違反点数 | 基準値 | 罰則 |
酒酔い運転 | 35点 | アルコールにより正常な運転が出来ないおそれのある状態 | 5年以下の懲役又は100万円以下の罰金 (免許取消/3年) |
酒気帯び運転 | 25点 | 呼気1リットル中アルコール濃度0.25mg以上 | 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金(免許取消/2年) |
13点 | 呼気1リットル中アルコール濃度0.15mg~0.25mg未満 | 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金(免許停止/90日) |
グラフの通り酒気帯び運転の基準値を超えると、非常に重たい罰金、罰則となります。
飲酒検問に遭遇しても、アルコールチェッカーで呼気中アルコール濃度を測っておく事で、飲酒運転の有無を事前に確認出来ます。
自分の呼気中アルコール濃度を計測する場合は、実績と信頼のあるタニタ(TANITA)を強く推奨します。
また飲酒検問が多い時間帯が存在しているのも要チェックです。
飲酒後に自分で呼気中アルコール濃度を計測する方法
飲酒後に自分で呼気中アルコール濃度を計測する方法はあります。
それは、自分専用のアルコールチェッカーを持つ事です。
飲酒運転の罰金、処罰の対象となる、アルコールチェッカーのアルコール基準値が分かっても、実際にアルコールチェッカーの機械がないとアルコールが抜けているのかを確認する事はできません。
5個以上アルコールチェッカーを使用したところ、正確なアルコールチェッカーはタニタ製品です。
またお酒を飲んだ後に、何時間経過すれば呼気中アルコール濃度が0.15 mg/Lになるのかの計算方法か下記で解説しています。
自転車の飲酒運転中にアルコールチェッカーの基準値を超えた際の罰則
自転車でアルコールチェッカーの基準値を超えて飲酒運転をすると罰金、罰則がある場合があります。
それは、酒気帯び運転時です。
自転車の飲酒運転には罰金、罰則が、『酒酔い運転』と『酒気帯び運転』に異なり、
- 『酒酔い運転』は罰金、罰則がなし
- 『酒気帯び運転』は、罰金、罰則がある
自転車の飲酒運転の『酒気帯び運転』の罰金、罰則は重たいのが特徴で、自転車による飲酒運転の詳細は下記で解説しています。
アルコールチェッカーの基準値は何以上で飲酒運転なのか?のまとめ
アルコールチェッカーの基準値は、呼気中アルコール濃度が0.15 mg/L以上で飲酒運転扱いとなり、罰金、罰則が発生。
つまり、呼気中アルコール濃度が0.15 mg/L以下の場合は、アルコールを飲んでいても警察官に処分を受ける事はありません。
注意したいのは、呼気中アルコール濃度が0.15 mg/L以下でも、正常な判断が出来ない場合は、酒気帯び運転となります。
酒気帯び運転は、非常に罪が重たいので事前に、タニタのアルコールチェッカーで計測をして自分のアルコール濃度を計測しておきましょう。
また、万が一の為に下記の知識も入れておくと備えになります。