※このページは2018年7月4日に更新されました。
今回のテーマは、
お酒のむくみ解消法!足と顔それぞれむくみをとる3つの対策について。
むくみの原因は、毛細血管から染み出した余分な水分が重力に負けて足にたまったり、皮膚の薄い顔に集まったりする現象です。
お酒を飲むと、アルコールを代謝するために大量の水分が使われて、それを補うために想像以上の多く水分を飲んでしまうので、余分な水分は体内に蓄積され、尿として出されない分がむくみとして出てくる訳です。
お酒を飲むとむくみが出てくる、、、
お酒を飲むとむくむのは、確かに当然起きても仕方のない反応です。
むくみが起きるには以下の要素があります。
- アルコールを分解するのに大量の水を必要とするので思っているより水を飲んでいる
- おつまみには塩気の多いものが大半で、塩分の過剰摂取による喉の渇きからくる多飲
- アルコールのせいで水分摂取のコントロールができなくなる
- アルコールが血管を拡張させて、水分を細胞に余分に行き渡らせてしまう
よく、お酒を飲むと生野菜が食べたくなるという人がいますが、それは体内のphを正常に戻そうとする反応であり、むくみもこの生理現象と同じ仕組みで起こる生理現象と言えます。
お酒のむくみは事前に予防、防止をする事が可能です。
pHとは、水溶液の性質をあらわすひとつの単位です。
足のむくみの解消法と3つの対策
アルコールに寄るものでは無くても、体の中で足はむくみ易い部位の1つです。
1日立ちっぱなしであったり、デスクワークなどで足を下げていると血液や体液が足先に集まってしまうことによりますが、アルコールを飲んだ後に起こるのもこれと似た作用です。
アルコールを飲むことで血管が拡張し、重力に負けて余計に集中してしまうからです。
このむくみを解消する方法は原因を知る事が重要であり、むくみが起こる原因の1つに筋力不足が挙げられます。
血液を循環させる為に、筋肉がポンプの役割をしてくれていますので、この筋力不足を解消すれば、足のむくみは解消し易くなり、血流が良くなる事で足の冷えも改善される効果もあります。
それでも、足のむくみが発生した場合は、以下の方法が有効です。
- 血流を改善するためにマッサージをする(その際に近くのリンパに流すように)
- 足湯
- ふくらはぎから下の筋肉をよく動かす
他にも、予防としては筋力不足を起こさないように日頃からよく動かして筋肉を維持しておくことも有効です。
顔のむくみの解消法と3つの対策
顔は、体の中でも特に皮膚が薄くて毛細血管や細胞の状態の影響を受けやすい部位なので、ちょっとしたことでも簡単にむくみます。
泣いたりしてもむくみますし、アルコールによる脱水状態を解消する為に水分過多になればむくみます。
顔の筋力を鍛えるというのもなかなか難しいので、顔のむくみを予防するために運動しておくというのもあまり現実的ではないですが、顔のむくみが発生した場合でも、足と同じように解消する方法はあります。
- ホットパックとクールパックを交互に行なって血流を改善する
- リンパ腺に沿ってやさしくマッサージを行なう
- 体全体を温めるために入浴し、汗をかいて余分な水分を排出する
酔って帰宅すると、なかなか入浴できない場合もありますが、朝になってむくみがひどい場合でも、翌朝に熱いシャワーを浴びたり、シャワーから出る前に冷水を足や顔にかけたりして体をシャキッとさせる方法でも充分効果はあります。
むくみが3日以上続く場合は、病気の可能性があるので注意が必要です。
お酒のむくみ解消法!足と顔それぞれむくみをとる3つの対策のまとめ
顔や足は、人目につきやすく自分でもむくみが最も気になる部位ですので、翌日に引きずらないようにする為に、しっかり対処法を行いましょう。
顔や足のむくみへの対処法としては、
- できるだけ足や首を動かして血流を促しておく(アルコールを飲んでいる最中にやると悪酔いすることもあるのでタイミングに注意)
- 帰宅したら入浴あるいは足湯、ホットパックなどを行う
- むくんでいる箇所をもみほぐし、近いところのリンパから流すようにマッサージを行なう
前述した以外にも、体全体のむくみを防ぐ方法もいくつかありますのでお伝えしておきます。
- アルコールの合間に水分を外に出すように利尿作用のあるお茶を飲んだりする
- 飲み会の前には水分を多めにとっておく
- 果物や野菜を摂りながらアルコールを飲む(カリウムが有効なため)
むくみの対処法をしっかり行う事で、むくみを防ぎ楽しくお酒を飲みましょう。